袋の豆知識
テープ付き別注品(オーダー)例
ヘッダー 種類
- 2022.09.14
- 12:19
印刷と印字の違い
印刷範囲
平袋の別注品例
空気抜き穴の使用例
OPP袋・CP袋の違いと比較
商品の保護・保管や、プレゼントのラッピング
フリマサイトでの発送梱包など、多くの目的で使用される透明袋ですが、
素材の違いを知らない方も多いのではないでしょうか?
目的に合った袋選びをすることで、価格を抑えられたり高級感を演出することができます。
そこで使用頻度の高いポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)の袋の特性と『こんな時に使うとピッタリ!』用途によっての使い分けをご説明します。
「OPP袋」とは「二軸延伸ポリプロピレン」(Oriented PolyproPylene)のことで、
縦と横の2方向(二軸)にポリプロピレンを引っ張り、伸ばして作られます。
アパレル商品や小物類の梱包・ケーキのフィルム・お花のラッピング・DM用透明袋など身近な所で使用されています。
OPP袋はポリプロピレンと呼ばれる樹脂を縦と横に伸ばして熱で加工されているので引っ張ってもほとんど伸びず、しわになりにくく、衝撃にも強いのが特徴です。
コシがあり防湿性に優れているので、雨の日や湿気の環境でも安心です。おせんべい・おかきのような乾燥食品のパッケージにも多く使用されています。
また透明度が非常に高いため、店舗での雑貨・衣類の梱包に使用されます。
フリマサイトにおける発送に使用すると、清潔感・高級感を演出することができます。
その他にも漫画・本・ゲームソフト・キーホルダー・アクリルスタンド・写真・トレーディングカード等多くの商品の梱包に適しています。
【OPP袋の特性】
メリット
・透明度が高いので高級感がある
・パリッとコシがある
・防湿性が高い
・細かいデザインの印刷がCP袋よりキレイに仕上がる
・比較的に短納期、低価格で制作できる
デメリット
・引き裂きに弱いので、強い衝撃が加わると裂てしまう
柔軟性があり、引っ張ると少し伸びる特性があります。
OPP袋より強度が強いため、重いものを入れたり衝撃が加わりやすい環境で使用されます。
透明度はOPP袋より少し落ちます。
CD保護袋やトレーディングカードスリーブ等、中に入れたものを外部の衝撃から守ることができます。
また裂けにくいので、透明手提げ袋や重いカタログを発送する際の透明袋にも適しています。
シール性も良いので、ラミネート品のシール素材として使用されます。
袋としては雑貨などの軽包装・麺類・パン・野菜(ピーマン、もやし)などに適しています。
【CP袋の特性】
メリット
・引き裂きや衝撃に強い
・ヒートシール性が高い
デメリット
・OPP袋に比べるとやや透明度は落ちる
・印刷は1~2色程度のシンプルな印刷のみ可能ポリエチレン(PE)
OPPとCP両方のメリットを兼ね備えた袋です。
繊細なデザインの印刷もきれいに仕上がります。
OPPの持つ防湿性の高さも維持できるので、湿気の多い環境にも適しています。
内側をCPにすることで、引き裂きや衝撃に強い特性が活かされます。
またシール性も良いです。
強度があり印刷がキレイに仕上がるため、
雑貨・衣類・食品・文房具・本など多くの商品の梱包に使用されています。
【OPCPの特性】
メリット
・透明度が高いので高級感がある
・パリッとコシがある
・防湿性が高い
・細かいデザインの印刷がキレイに仕上がる
・引き裂きや衝撃に強い
・ヒートシール性が高い
デメリット
・OPP、CP単体での袋よりコストがかかる
ポリエチレンは次の2種類があります。
◆高密度ポリエチレン[HDPE](ハイデン)
不透明でシャリシャリした素材。引っ張りに強く伸びにくいのが特徴です。
フィルムを薄くしても強度があるので、スーパーのレジ袋やロール袋、不透明のゴミ袋等に使われます。
◆低密度ポリエチレン[LDPE](ローデン)
HDPE(ローデン)に比べ透明度がよく柔らかい素材、裂けにくいのが特徴。透明のゴミ袋等に使われます。
いわゆるビニール袋として一般的なものはこのタイプです。
袋の種類
まとわり付きのない帯電防止テープです。
大事な色紙やCDなどを傷つけないです。
商品のサイズに合わせて長さを調整できます。
まとわり付きのない帯電防止テープです。
袋サイズの測り方
【商品の厚みを考慮する】
横の長さを考える場合にも忘れてはいけないのは商品の厚みです。
商品の横方向で一番ボリュームのある部分をぐるりと測ってみましょう。
測った長さの1/2が必要最低限の袋の横の長さとなります。もちろん余裕を足すのもお忘れなく。
縦の長さ(高さ)を考える場合も、上記同様に商品の厚みを考慮してください。
テープなしの袋では折り返して(セロテープなどで)留めるかどうかで長さを決めます。